ラブ・カクテル
あたしは自分から、チュッと、、、触れるだけのキスを、大和に落とす。


「それ、、、返事だって、受け取っても良いだよな?」


大和の言葉に、あたしは頷く。


大和は、あたしの返事を聞き、、、


さっきのあたしのキスとは違う、深く、、、


充分なほどに、大和の「愛」を感じる、キスをくれた。


「帰ろう、理沙」


大和は立ち上がり、あたしの手を引く。


「これから理沙が帰る場所は、一生俺の所だけだろ?」


それに、あたしは笑って頷いた。


あたしの帰る場所は、、、大和の隣、だけ、、、


これからも、ずっと、ずっと、、、


そして、昔の頃のように、、、


大和と手を繋ぎ、肌寒い夜道を歩いた。

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