ひまわり
───放課後
私は校内にある調理室にいた。
長い髪をシュシュでポニーテールにし、エプロンを身につけて、クラスが違う友達と型抜きをした生地を、鉄板の上に敷いたクッキングペーパーに並べいる。
只今『クッキング部』の活動中。
私の所属している部活。
木曜日の週に一回、調理室で部員で相談して決めたお菓子を作る。
今日作っているのは『ジンジャークッキー』である。
生地が並べられた鉄板をオーブンにセットして、スイッチオン!
あとは焼き上がりを待つだけ。
待っている間に、使ったボールなどの調理器具を流しで洗う。
「結麻のグループ早かったねぇ。もう洗い物してるし!」
ちなみに愛実も同じクッキング部。
先輩も含めて16人のクッキング部は、四人一組の四グループで調理をする。
私は先輩二人とクラスは違うけど、同じ一年生の子とのグループ。
愛実とはいつも別々に調理する。
「結麻ちゃんの手際が良いからね♪」
私の横で一緒に洗い物をしていた千沙(ちさ)ちゃんがニコニコと言う。
この子が同じグループの一年生の千沙ちゃんで、クラスは隣の5組。
ミディアムヘアに緩くパーマがかけられている。
私と同じくらいの身長の可愛い女の子。
「家でよく作るから慣れてるだけだよー。」
泡の付いた手を胸の前でブンブンと振った。
お菓子作りが趣味の私。
作り慣れた物なら、大体の手順を覚えている。
・・・逆を言えば、作り慣れていない物は覚えていないから、わたわたと慌てる。
役立つ日と役立たない日があって、今日は役立つ日だったのです。
「結麻はお菓子作りが趣味だもんね。ホント女の子らしい趣味で結麻らしい。」
「褒めてくれてるのかな?」
コロコロと笑って話をする。
毎週木曜日のこの部活の時間は、私の楽しみの一つである。
私は校内にある調理室にいた。
長い髪をシュシュでポニーテールにし、エプロンを身につけて、クラスが違う友達と型抜きをした生地を、鉄板の上に敷いたクッキングペーパーに並べいる。
只今『クッキング部』の活動中。
私の所属している部活。
木曜日の週に一回、調理室で部員で相談して決めたお菓子を作る。
今日作っているのは『ジンジャークッキー』である。
生地が並べられた鉄板をオーブンにセットして、スイッチオン!
あとは焼き上がりを待つだけ。
待っている間に、使ったボールなどの調理器具を流しで洗う。
「結麻のグループ早かったねぇ。もう洗い物してるし!」
ちなみに愛実も同じクッキング部。
先輩も含めて16人のクッキング部は、四人一組の四グループで調理をする。
私は先輩二人とクラスは違うけど、同じ一年生の子とのグループ。
愛実とはいつも別々に調理する。
「結麻ちゃんの手際が良いからね♪」
私の横で一緒に洗い物をしていた千沙(ちさ)ちゃんがニコニコと言う。
この子が同じグループの一年生の千沙ちゃんで、クラスは隣の5組。
ミディアムヘアに緩くパーマがかけられている。
私と同じくらいの身長の可愛い女の子。
「家でよく作るから慣れてるだけだよー。」
泡の付いた手を胸の前でブンブンと振った。
お菓子作りが趣味の私。
作り慣れた物なら、大体の手順を覚えている。
・・・逆を言えば、作り慣れていない物は覚えていないから、わたわたと慌てる。
役立つ日と役立たない日があって、今日は役立つ日だったのです。
「結麻はお菓子作りが趣味だもんね。ホント女の子らしい趣味で結麻らしい。」
「褒めてくれてるのかな?」
コロコロと笑って話をする。
毎週木曜日のこの部活の時間は、私の楽しみの一つである。