ひまわり
私はお菓子を作ったら、自分で食べるよりも誰かに食べてもらう方が好き。
だからこんなに嬉しそうに食べてくれると、私もすごい嬉しくなる。
「じゃあ私達は帰るね。早く着替えないと風邪ひくよ。」
「おう。また明日な。」
遼くんと別れて校内から出る。
千沙ちゃんは電車通学。
駅前からでもバスは出ているので、一緒に駅まで歩く。
自転車を押しながら、愛実も駅まで来てくれる。
三人で話ながらの帰り道。
少しでも長くしたいと思うから、いつもこの帰り方をする。
本当に喋り足りないと、駅前のお店に入って話してから帰ったりもする。
「結麻は本当に泉谷と仲良いよね。」
部活の話をしていたのに、愛実が突然話題を変える。
急すぎて話についていくのが大変な時も実はあったりする・・・。
「仲は良いと思うけど、愛実も仲良いじゃん。」
「そうだけど~。結麻は特別仲良し!って感じがするんだよね。」
意味ありげな笑顔の愛実。
「私も思う!泉谷くんと結麻ちゃんってすごいお似合いって感じ♪」
パッと明るい笑顔の千沙ちゃん。
お似合い!?
何を言ってるの!?
「千沙ちゃんまで何言ってるの!」
私とお似合いだなんて、遼くんに失礼じゃないか。
実は遼くん、結構なイケメン。
身長も高くてバスケが上手くて・・・そんな人と私なんかがお似合いなんて、何を言い出すんだ。
少しムキになって言い返すと、千沙ちゃんは不思議そうな顔をした。
「…結麻ちゃんって泉谷くんのことが好きなんじゃないの?」
キョトンとした顔で言われる。
その言葉に私は驚きの色を隠せなかった。
だからこんなに嬉しそうに食べてくれると、私もすごい嬉しくなる。
「じゃあ私達は帰るね。早く着替えないと風邪ひくよ。」
「おう。また明日な。」
遼くんと別れて校内から出る。
千沙ちゃんは電車通学。
駅前からでもバスは出ているので、一緒に駅まで歩く。
自転車を押しながら、愛実も駅まで来てくれる。
三人で話ながらの帰り道。
少しでも長くしたいと思うから、いつもこの帰り方をする。
本当に喋り足りないと、駅前のお店に入って話してから帰ったりもする。
「結麻は本当に泉谷と仲良いよね。」
部活の話をしていたのに、愛実が突然話題を変える。
急すぎて話についていくのが大変な時も実はあったりする・・・。
「仲は良いと思うけど、愛実も仲良いじゃん。」
「そうだけど~。結麻は特別仲良し!って感じがするんだよね。」
意味ありげな笑顔の愛実。
「私も思う!泉谷くんと結麻ちゃんってすごいお似合いって感じ♪」
パッと明るい笑顔の千沙ちゃん。
お似合い!?
何を言ってるの!?
「千沙ちゃんまで何言ってるの!」
私とお似合いだなんて、遼くんに失礼じゃないか。
実は遼くん、結構なイケメン。
身長も高くてバスケが上手くて・・・そんな人と私なんかがお似合いなんて、何を言い出すんだ。
少しムキになって言い返すと、千沙ちゃんは不思議そうな顔をした。
「…結麻ちゃんって泉谷くんのことが好きなんじゃないの?」
キョトンとした顔で言われる。
その言葉に私は驚きの色を隠せなかった。