ひまわり
第二章 過去と記憶
三月も半ばに入り、桜の枝に少しづつ、蕾がつき始めてきた。
肌に当たる風にも暖かさを感じる。
今日は14日のホワイトデー。
ホワイトデーにちなんで、部活ではマシュマロを作っていた。
只今、冷蔵庫で冷やし固めています。
先輩が入れてくれた紅茶を飲みながら、お喋りタイム。
愛実と千沙ちゃんと三人でいた。
「ホワイトデーのお返しって貰った?」
愛実がニコニコと聞いた。
すると千沙ちゃんが頬を赤くして、恥ずかしそうに答える。
「部活に来る前に貰っちゃった。」
バレンタインの日、勇気を出して好きな人にチョコを渡していた千沙ちゃん。
すごく嬉しそうな表情に、私と愛実がニヤニヤしてしまう。
「良かったねー!もしかして付き合うの?」
愛実の言葉を聞いて、驚いたように顔をあげた。
「つっ…付き合わないよ!!ただのお礼で貰ったの!!」
手をブンブン振って否定をする。
そんなに慌てると、紅茶がこぼれるよ~!
「え~♪お返しくれるってことは、気があるんじゃないの?」
からかうように愛実が言う。
耳まで真っ赤になる千沙ちゃん。
こんな可愛い子に惚れない男子がいるのわけないって思っちゃう。
「でも!付き合えるように頑張るつもりっ!」
「頑張れ!!付き合えたらお祝いだね~♪」
なんて恋バナを楽しんでいると、ポケットに入れたスマホが動いた。
取り出して、届いたメッセージをチェックする。
肌に当たる風にも暖かさを感じる。
今日は14日のホワイトデー。
ホワイトデーにちなんで、部活ではマシュマロを作っていた。
只今、冷蔵庫で冷やし固めています。
先輩が入れてくれた紅茶を飲みながら、お喋りタイム。
愛実と千沙ちゃんと三人でいた。
「ホワイトデーのお返しって貰った?」
愛実がニコニコと聞いた。
すると千沙ちゃんが頬を赤くして、恥ずかしそうに答える。
「部活に来る前に貰っちゃった。」
バレンタインの日、勇気を出して好きな人にチョコを渡していた千沙ちゃん。
すごく嬉しそうな表情に、私と愛実がニヤニヤしてしまう。
「良かったねー!もしかして付き合うの?」
愛実の言葉を聞いて、驚いたように顔をあげた。
「つっ…付き合わないよ!!ただのお礼で貰ったの!!」
手をブンブン振って否定をする。
そんなに慌てると、紅茶がこぼれるよ~!
「え~♪お返しくれるってことは、気があるんじゃないの?」
からかうように愛実が言う。
耳まで真っ赤になる千沙ちゃん。
こんな可愛い子に惚れない男子がいるのわけないって思っちゃう。
「でも!付き合えるように頑張るつもりっ!」
「頑張れ!!付き合えたらお祝いだね~♪」
なんて恋バナを楽しんでいると、ポケットに入れたスマホが動いた。
取り出して、届いたメッセージをチェックする。