ひまわり
ピピピッピピピッ
目覚ましの音で目が覚める。
自分の部屋の自分のベッドで目覚める、いつもと変わらない朝。
カチッ
鳴り続ける枕元の目覚ましを止めて起き上がり、部屋のカーテンを開けた。
雲ひとつない空には明るい太陽。
確か今日は一日晴れの予報だった気がする。
部屋の空気を入れ換えるために窓も開けて、ベッドに腰かけた。
「…またあの夢…。」
小さい頃から何度も何度も繰り返し見る夢。
見覚えのない男の人が私に微笑む夢。
この夢を見たあとのせいか・・・胸が高鳴り、朝から落ち着かない。
ドキドキする胸を抑え深呼吸をする。
こんなの、ただの夢だよ
自分に言い聞かせる。
「結麻(ゆま)〜!!早くご飯食べないと遅刻するわよ〜!!」
「はぁーい!すぐ行く!」
一階からお母さんの呼ぶ声が聞こえてきて、私も大きな声で返事をする。
時計を見ると、起きてから30分も経っていた。
「うわっ!ヤッバ…。」
慌ててパジャマから制服に着替えて、一階のリビングに急ぐ。
いつも通り起きたのに遅刻なんてシャレになんない!
私は永峰結麻(ながみねゆま)
都内の学校に通う高校一年生。
って言っても今日から三月、もうすぐ一年生は終わりになる。
初めは着慣れなかった制服が、今じゃすっかり着こなしているつもり!
「もう〜!目覚まし鳴ってたけど、起きなかったの!?バスに乗り遅れるわよ!」
「起きてたけどボーッとしちゃったの!一本遅いのでも、ギリギリ間に合うから大丈夫だよ。」
リビングで出された食パンを食べる。
イチゴジャムがたっぷり塗られたパンは、朝からでも食が進む。
・・・まぁ朝からしっかり食べないと動けない私は、パンでもご飯でも、何でも食が進むけど
時間がなくても朝ごはんはしっかり完食。
目覚ましの音で目が覚める。
自分の部屋の自分のベッドで目覚める、いつもと変わらない朝。
カチッ
鳴り続ける枕元の目覚ましを止めて起き上がり、部屋のカーテンを開けた。
雲ひとつない空には明るい太陽。
確か今日は一日晴れの予報だった気がする。
部屋の空気を入れ換えるために窓も開けて、ベッドに腰かけた。
「…またあの夢…。」
小さい頃から何度も何度も繰り返し見る夢。
見覚えのない男の人が私に微笑む夢。
この夢を見たあとのせいか・・・胸が高鳴り、朝から落ち着かない。
ドキドキする胸を抑え深呼吸をする。
こんなの、ただの夢だよ
自分に言い聞かせる。
「結麻(ゆま)〜!!早くご飯食べないと遅刻するわよ〜!!」
「はぁーい!すぐ行く!」
一階からお母さんの呼ぶ声が聞こえてきて、私も大きな声で返事をする。
時計を見ると、起きてから30分も経っていた。
「うわっ!ヤッバ…。」
慌ててパジャマから制服に着替えて、一階のリビングに急ぐ。
いつも通り起きたのに遅刻なんてシャレになんない!
私は永峰結麻(ながみねゆま)
都内の学校に通う高校一年生。
って言っても今日から三月、もうすぐ一年生は終わりになる。
初めは着慣れなかった制服が、今じゃすっかり着こなしているつもり!
「もう〜!目覚まし鳴ってたけど、起きなかったの!?バスに乗り遅れるわよ!」
「起きてたけどボーッとしちゃったの!一本遅いのでも、ギリギリ間に合うから大丈夫だよ。」
リビングで出された食パンを食べる。
イチゴジャムがたっぷり塗られたパンは、朝からでも食が進む。
・・・まぁ朝からしっかり食べないと動けない私は、パンでもご飯でも、何でも食が進むけど
時間がなくても朝ごはんはしっかり完食。