ひまわり
♪~♪♪~♪
心地いいメロディーで目を覚ました。
胸に手を当てると、まだドキドキ高鳴っているまま。
こんなに好きなのに・・・会えない
誰なんだろう・・・
しばらくボーッとしていると、枕元でずっとスマホが鳴っていることに気がついた。
着信のメロディーで起きたのか!!
慌ててスマホを耳に当てる。
「もしもし!?」
『おはぁ~♪もしかしてまだ寝てた?』
電話の向こうからは愛実の明るい声が聞こえてきた。
「この電話で起きました。」
小さくあくびをしながら答える。
『もう10時だよ?寝坊助だなぁ~。じゃあ…あと一時間後に結麻の家に行くから、準備しておいてね!』
・・・
一瞬何を言われているのかわからなかった。
「え!?どういうこと?今日は私出掛けられないってば!!」
『だから結麻の家に行くんだってば。パジャマでお出迎えしないでねぇ♪じゃあまたあとで♪』
愛実は電話を切ってしまった。
「ちょっ…!もしもし愛実!?」
呼び掛けても愛実の声が返ってくるわけもなく、ツーツーという音だけが聞こえている。
一時間後に家に来る・・・?
寝起きの頭では、今の状況を上手く理解することが出来ない。
「もしかして…うちで遊ぶつもり…?」
呟きながら自分の部屋を見渡す。
読み返していた漫画が乱雑に床に置かれ、机の上は勉強しっぱなし。
昨日、お母さんから受け取った洗濯済みの洋服はタンスの前に置きっぱなし。
そして自分自身は起きたばかりでパジャマ姿。
もっと言えば、寝癖で前髪くるん。
「やばっ…!!」
やっと自分の状況を把握。
慌てて着替えをする。
電話を切ってから10分くらい経っている。
あと50分で迎える準備が出来るの!?!?
「…あっ!お母さーん!!」
お母さんにも知らせないといけないと気づき、キッチンへと向かう。
急がないと部屋の片付けが出来ない。
慌てすぎて、自分が何をして何てお母さんに伝えているのか・・・全然わからなかった。
心地いいメロディーで目を覚ました。
胸に手を当てると、まだドキドキ高鳴っているまま。
こんなに好きなのに・・・会えない
誰なんだろう・・・
しばらくボーッとしていると、枕元でずっとスマホが鳴っていることに気がついた。
着信のメロディーで起きたのか!!
慌ててスマホを耳に当てる。
「もしもし!?」
『おはぁ~♪もしかしてまだ寝てた?』
電話の向こうからは愛実の明るい声が聞こえてきた。
「この電話で起きました。」
小さくあくびをしながら答える。
『もう10時だよ?寝坊助だなぁ~。じゃあ…あと一時間後に結麻の家に行くから、準備しておいてね!』
・・・
一瞬何を言われているのかわからなかった。
「え!?どういうこと?今日は私出掛けられないってば!!」
『だから結麻の家に行くんだってば。パジャマでお出迎えしないでねぇ♪じゃあまたあとで♪』
愛実は電話を切ってしまった。
「ちょっ…!もしもし愛実!?」
呼び掛けても愛実の声が返ってくるわけもなく、ツーツーという音だけが聞こえている。
一時間後に家に来る・・・?
寝起きの頭では、今の状況を上手く理解することが出来ない。
「もしかして…うちで遊ぶつもり…?」
呟きながら自分の部屋を見渡す。
読み返していた漫画が乱雑に床に置かれ、机の上は勉強しっぱなし。
昨日、お母さんから受け取った洗濯済みの洋服はタンスの前に置きっぱなし。
そして自分自身は起きたばかりでパジャマ姿。
もっと言えば、寝癖で前髪くるん。
「やばっ…!!」
やっと自分の状況を把握。
慌てて着替えをする。
電話を切ってから10分くらい経っている。
あと50分で迎える準備が出来るの!?!?
「…あっ!お母さーん!!」
お母さんにも知らせないといけないと気づき、キッチンへと向かう。
急がないと部屋の片付けが出来ない。
慌てすぎて、自分が何をして何てお母さんに伝えているのか・・・全然わからなかった。