ひまわり
「千沙ちゃんは本当に楽しんだから大丈夫だって!颯人くんと【二人っきり】で♪」
【二人っきり】を強調して言った愛実。
それを聞いた千沙ちゃんは顔を真っ赤にして黙り込む。
私は興味津々でその話を聞き出す。
愛実から聞いた詳しい話だと・・・
私と遼くんが救護室に向かったあと、四人で近くのハンバーガのお店に入ってお昼ご飯にした。
そこで私の過去について愛実が話をしてくれたそう。
話が終わり、みんなご飯を食べ終わり、お店を出たところで森くんが帰ってしまった。
さすがに千沙ちゃんと颯人くんの邪魔になるから・・・と愛実も「帰る」と言って、二人から離れた。
・・・ということだった。
「二人で閉園まで楽しんだんだねー♪」
話を聞いて千沙ちゃんをからかう。
耳まで真っ赤になる姿を見るのが、なんだか久しぶりな気がする。
「私は三人でって言ったのに…愛実ちゃんが帰っちゃうんだもんっ。」
「どう見ても邪魔でしょ?私は一人遊園地を楽しんだから♪」
「え!?帰ってなかったの!?」
「すぐ帰るのはもったいないじゃん。二人が歩いてるの一回見たよ♪写真撮っといた♪」
「えぇ!?なに盗撮してるのぉ!?」
スマホで二人が仲良く歩く写真を見せながらからかう愛実。
ぷくっと頬を膨らませ怒る千沙ちゃん。
そんな二人を見ていると、あの日、楽しい雰囲気を壊してしまったという罪悪感や不安が消えていく。
良かった
って思えるのは二人のおかげ。
「あっ!颯人くんも気にしてないよ。なんか森くんを連れてきちゃってごめんねって言ってたよ。」
思い出したように千沙ちゃんが言った。
颯人くんと連絡が取れないから謝れなかったけど、そう言ってもらえていたなら良かったって思う。
颯人くんは悪くないから気にしないでってことを千沙ちゃんが伝えてくれることになった。
【二人っきり】を強調して言った愛実。
それを聞いた千沙ちゃんは顔を真っ赤にして黙り込む。
私は興味津々でその話を聞き出す。
愛実から聞いた詳しい話だと・・・
私と遼くんが救護室に向かったあと、四人で近くのハンバーガのお店に入ってお昼ご飯にした。
そこで私の過去について愛実が話をしてくれたそう。
話が終わり、みんなご飯を食べ終わり、お店を出たところで森くんが帰ってしまった。
さすがに千沙ちゃんと颯人くんの邪魔になるから・・・と愛実も「帰る」と言って、二人から離れた。
・・・ということだった。
「二人で閉園まで楽しんだんだねー♪」
話を聞いて千沙ちゃんをからかう。
耳まで真っ赤になる姿を見るのが、なんだか久しぶりな気がする。
「私は三人でって言ったのに…愛実ちゃんが帰っちゃうんだもんっ。」
「どう見ても邪魔でしょ?私は一人遊園地を楽しんだから♪」
「え!?帰ってなかったの!?」
「すぐ帰るのはもったいないじゃん。二人が歩いてるの一回見たよ♪写真撮っといた♪」
「えぇ!?なに盗撮してるのぉ!?」
スマホで二人が仲良く歩く写真を見せながらからかう愛実。
ぷくっと頬を膨らませ怒る千沙ちゃん。
そんな二人を見ていると、あの日、楽しい雰囲気を壊してしまったという罪悪感や不安が消えていく。
良かった
って思えるのは二人のおかげ。
「あっ!颯人くんも気にしてないよ。なんか森くんを連れてきちゃってごめんねって言ってたよ。」
思い出したように千沙ちゃんが言った。
颯人くんと連絡が取れないから謝れなかったけど、そう言ってもらえていたなら良かったって思う。
颯人くんは悪くないから気にしないでってことを千沙ちゃんが伝えてくれることになった。