ひまわり
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴ると、みんな自分の席へと座っていく。
教室を出ていく人は違うクラスの人。
逆に慌てて教室に入って来る人の姿もあった。
──ガラッ
席についてしばらくすると、一年生の時の担任が教室に入ってきた。
ザワザワし続けていた教室が少しだけ静けさがくる。
「おはよう。出欠は新しいクラスでとるので、早速クラス分けのプリント配ります。自分のクラスを確認してください。」
そう言うと、持っていたプリントの束を配り始めた。
前の席の人からプリントを受け取り、後ろ席の愛実へと回す。
プリントを見ると、そこには学年全員の名前がズラリと並んでいた。
・・・この中から自分の名前探すの大変かも~
一組から順番に自分の名前を探し始める。
たくさんの名前を見ていると、目がチカチカしてきた。
「あっ!私見つけたよ~!二組!!」
愛実の声が聞こえてくる。
「ねぇ~!!結麻も二組だよ!!」
続けて掛けられた言葉を聞いて、すぐに振り向いて愛実の顔を見た。
「本当!?」
「本当だよ~!ここ見て!」
「…わぁ~!本当だ~!愛実と一緒で嬉しい~♪」
キャッキャッして喜び合う。
嬉しくて騒いでしまったけど、他にも自分の新しいクラスを教え合ったり、同じクラスを喜んだりと騒いでいる人がたくさんで目立ったりはしなかった。
ワイワイガヤガヤ騒がしい教室。
「ちょっ…!俺も二組だよ!」
隣の席で嬉しそうに遼くんが声を上げた。
それを聞いて私と愛実は一緒に喜んだ。
「誰ととは言わないけど一緒で良かったね~!泉谷くん♪」
「斎藤っ!!からかうんじゃねぇ!!」
いつものように二人のやり取り。
これがまた一年間見られると思うと心が弾んだ。
チャイムが鳴ると、みんな自分の席へと座っていく。
教室を出ていく人は違うクラスの人。
逆に慌てて教室に入って来る人の姿もあった。
──ガラッ
席についてしばらくすると、一年生の時の担任が教室に入ってきた。
ザワザワし続けていた教室が少しだけ静けさがくる。
「おはよう。出欠は新しいクラスでとるので、早速クラス分けのプリント配ります。自分のクラスを確認してください。」
そう言うと、持っていたプリントの束を配り始めた。
前の席の人からプリントを受け取り、後ろ席の愛実へと回す。
プリントを見ると、そこには学年全員の名前がズラリと並んでいた。
・・・この中から自分の名前探すの大変かも~
一組から順番に自分の名前を探し始める。
たくさんの名前を見ていると、目がチカチカしてきた。
「あっ!私見つけたよ~!二組!!」
愛実の声が聞こえてくる。
「ねぇ~!!結麻も二組だよ!!」
続けて掛けられた言葉を聞いて、すぐに振り向いて愛実の顔を見た。
「本当!?」
「本当だよ~!ここ見て!」
「…わぁ~!本当だ~!愛実と一緒で嬉しい~♪」
キャッキャッして喜び合う。
嬉しくて騒いでしまったけど、他にも自分の新しいクラスを教え合ったり、同じクラスを喜んだりと騒いでいる人がたくさんで目立ったりはしなかった。
ワイワイガヤガヤ騒がしい教室。
「ちょっ…!俺も二組だよ!」
隣の席で嬉しそうに遼くんが声を上げた。
それを聞いて私と愛実は一緒に喜んだ。
「誰ととは言わないけど一緒で良かったね~!泉谷くん♪」
「斎藤っ!!からかうんじゃねぇ!!」
いつものように二人のやり取り。
これがまた一年間見られると思うと心が弾んだ。