ひまわり
「ダメ!!」
そう言って私はとっさに、遼くんの手をつかんで、シイタケをパックと食べた。
「…永峰?」
私の行動に驚いた遼くんの声。
我に返って班のメンバーと先生の顔を見る。
みんなビックリした顔をしていた。
当たり前だ・・・
自分でも何してるんだろうって思う・・・
モグモグ
口に入れたシイタケをゆっくりと食べながら、何て言えば良いのか考えた。
戸惑いで下を向いた時。
「もう~!結麻ったら、シイタケが好きだからって、先生の分まで食べないのっ!」
突然、愛実がケラケラ笑いながら言った。
「そ…そうだよ、結麻ちゃん!まだシイタケあるよ♪私のもあげるっ!」
千沙ちゃんもコロコロ笑いながら、私の口元にシイタケを運んでくれた。
それを無言で頬張る。
「…ほら!人が食べたいものまで、俺の口に運ぶなよ!じゃあ他の班のとこに行ってくるね。」
驚いた顔なんてしてなかったかのような、先生のいつもの笑顔。
先生は遼くんのお皿に唯一のっていたお肉をヒョイッと指で摘まんで口に入れた。
「ちょっ!何で肉を取るんだよ!」
「ごちそうさん!野菜もちゃんと食べろよ♪」
それだけ言って、隣の班のところに移動してしまった。
そのあと、私の変な行動で気まずくなるかもって思ったけど、愛実と千沙ちゃんのフォローのおかげか、男子もさっきまでのノリに戻って「こっちにもシイタケあるぜ♪」と私のお皿に乗せてくれたりした。
助かった・・・
そう言って私はとっさに、遼くんの手をつかんで、シイタケをパックと食べた。
「…永峰?」
私の行動に驚いた遼くんの声。
我に返って班のメンバーと先生の顔を見る。
みんなビックリした顔をしていた。
当たり前だ・・・
自分でも何してるんだろうって思う・・・
モグモグ
口に入れたシイタケをゆっくりと食べながら、何て言えば良いのか考えた。
戸惑いで下を向いた時。
「もう~!結麻ったら、シイタケが好きだからって、先生の分まで食べないのっ!」
突然、愛実がケラケラ笑いながら言った。
「そ…そうだよ、結麻ちゃん!まだシイタケあるよ♪私のもあげるっ!」
千沙ちゃんもコロコロ笑いながら、私の口元にシイタケを運んでくれた。
それを無言で頬張る。
「…ほら!人が食べたいものまで、俺の口に運ぶなよ!じゃあ他の班のとこに行ってくるね。」
驚いた顔なんてしてなかったかのような、先生のいつもの笑顔。
先生は遼くんのお皿に唯一のっていたお肉をヒョイッと指で摘まんで口に入れた。
「ちょっ!何で肉を取るんだよ!」
「ごちそうさん!野菜もちゃんと食べろよ♪」
それだけ言って、隣の班のところに移動してしまった。
そのあと、私の変な行動で気まずくなるかもって思ったけど、愛実と千沙ちゃんのフォローのおかげか、男子もさっきまでのノリに戻って「こっちにもシイタケあるぜ♪」と私のお皿に乗せてくれたりした。
助かった・・・