俺様と二人きりの甘々夏休み補習
私は怖くて、後ずさりしたのだが、それを見逃さなかった叶羽が私の腕を引っ張って壁に押し付けた。


そして、私の前に立ち、逃げることのできないように壁に手をついた。


いわゆる‘‘壁ドン”である。


もちろん、壁ドンなんて憧れ中の憧れである。


でも…壁ドンにも例外があることを私は初めて知った。


こんな怖い人にやられても嬉しくないし、恐怖しか感じない…。
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