俺様と二人きりの甘々夏休み補習
取り残された私は、トボトボと教室へ戻った。


(ガラッ)


「あ〜!やっと来た〜!蒼空!早く〜!」


教室のドアを開けると私の友達、七瀬乃愛が明るく私を迎えてくれた。


乃愛は私とは違い、賢くて頼りがいのあるお姉ちゃんみたいな子で凄くモテる。


それもそのはず、モデルのような体型に整った顔立ち。何より誰にでも優しい。


私とは月とスッポンの差である。
< 13 / 141 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop