桜が散った
次の日の体育の時間。
ある話が持ち出された。
女達「あんたさ、早く航くんから離れなさいよ!あと、1週間だけ待ってあげる。もし、1週間過ぎても別れなかったら小春みたいにしてあげる♡」
女達「いっそ、離れなくてもいいよ!その代わり、楽しいことがあるからさ♪」
私は、耳を疑った。あの子のはずない。そう信じて、女達に聞いてみた。
葵『小春って誰?』
女達「あぁ、あんたは転校してきたから去年のこと知らないのか。私達があなたにしていることを去年した人。確か名字は…愛川!愛川小春!」
えっ、嘘でしょ。そんなはず…
私にお構いなく次々と女達は話しだす。