「こんちわっ!聖ちゃんだよね?
 俺。隆二ね!よろしく!」

顔には似合わず意外と優しく声をかけたくれた隆二さんの運転で私達はクラブに向かった。

車の中は隆二さんが冗句を言ってくれたり奈々のお兄ちゃんのこと話してくれたりなかなか楽しかった。

「はーい。付いたよー。」

隆二さんはそう言うと私達をおろして車を止めに行った。

「聖!行こー♪」

奈々はそういうと私の手を引いてクラブに入ってった。

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