学校につくとまだ誰もいなかった。

時計の針の音が教室に響く。

なんかそれが心地よくて…

「お…か…ひじ…!」

なんか聞こえる。

寝ぼけながら顔を上げると

「小風聖!」

担任が出席をとっていた。

「…。」

まだ寝ぼけていて返事をしない私。

「ひーじーりー!大丈夫?」

2年になってから友達になった奈々が心配そうにこっちを見てる。

「ん?」

「ん?じゃないよー!
 聖呼ばれてるー!」

奈々にいわれへ?とか言いながら担任を見ると呆れた顔でこっちを見てる。

「あとで職員室来なさい」

とだけいってHRが終わった。
面倒くさいなとか思いながらも職員室に行った。
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