ダ・イ・エ・ッ・ト
私は学校を飛び出した。



走って向かったのは、公衆電話。



紙を鞄から取りだし、その紙に書かれた電話番号をかける。



三回コールがなり、出たのは若い女の人の声。



「こんにちは。一週間で痩せるサプリの受付です。」



私はすぐに言った。



「それを下さい。」






もうこれが私には必要。
あいつにだけは…………。






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