ダ・イ・エ・ッ・ト
ベットから飛び起き、壁ぎわに逃げる。



「ちょっとどうしたの?!大丈夫?」



真っ青な美咲を先生はビックリしたようにのぞきこむ。



今度は優しい保健の先生の顔がそこにある。


「だっ……………大丈夫………です………すみま……せん……」



「ちょっと震えて酷いじゃないっ!顔も真っ青っ!」



先生は震える美咲をベットに寝かす。



少しだけ震えがおさまったように見えた。



「少し寝てなさい。」


ベットの脇にあるカーテンを閉めようとする先生。



「せっ先生っ!!!」


「どっ…どうしたの?」



「どっどこにも行かないで下さいっ……!!おっお願いしますっ……!!」



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