ダ・イ・エ・ッ・ト
美咲は背筋が凍るのと一緒に目が覚めた。



金縛りのように動けない。



いる。なにかが。
私を見てる。



目をぎゅっと瞑って、この恐怖から解放されるのを待つ。



助けてっ!助けてっ!
……先生は!?先生はどこっ…?!



目を瞑ったままベッドの脇に人がいるか手探りで探す。



その時、
手がなにかの感触をキャッチした。



ベッドのすぐ脇にきっと先生がいるんだっ……!!!




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