ラザガ
八乙女タツミは両腕を広げて笑った。
「まさか、アメリカを滅ぼした、あの技で死ぬことになるなんてね。ふふふ、ジュオーム研究者としては最高の死様だわ。でもね!見てなさいよ!ルークス!私が作ったラザガは、………スーパーロボット・ラザガは、近いうちにあなた達をぶっ殺す!必ずぶっ殺す!怯え狂いながら待ってなさい!ひゃははははははははははははははははははははははははははははははははっ!!…………………………………………………………………あとは頼みます。………………………竜児博士」
タツミは目をつぶった。
ルークスは、ゆっくりと静かに、八乙女研究所を指さした。
巨大な光球、デス・サンは、一瞬で落下し、八乙女研究所に衝突した。
光が渦巻き、爆裂した。
その光は、周囲の森を八乙女研究所を、えぐり、焼き潰し、溶かし、抹消した。
八乙女タツミは、最後まで笑いなが、黒焦げになり、炭となって散って消えた。