3つ目の願い事
こんなの無理かな、と思っていたがルラリラさんはにっこり笑った。
「いいですよ。では、準備するので先に歩いていてください。」
「はーい。」
何買おうかなー。
そんなことを考えていると、後ろから小声だったが、ルラリラさんの
さっきとはまったく違う凛とした声が聞こえた。
「彼女に気づかれるようなことをするな。
悲しんでいる暇はない。これは仕事だ。全うしろ。」
「はい・・・。すいません・・・・。」
そこからの会話は聞こえなかった。
と、いうより聞いてはいけないような気がした。
どうしてかはわからない。
ただ、1ついえること・・・・・
2人は何かを隠している。