オレンジ
キャンディー
軽くあしらわれた日から3日後。
やっとオレンジの正体が分かった。
朝、教室に入ると黒木が1人、椅子に座って本を読んでいた。
時計を見ると、まだ8時。
マズい、早く来過ぎたか。
「…………おはよう。」
ずっと黙っているのもシャクなので、
黒木に軽く挨拶をしてみた。
「………おはよ。」
小さい声だけど、ちゃんと返してくれた。
やっぱり、オレンジの香りがしていた。
10分くらいして、図書室から戻ってきても、
他の奴らはまだ来てなかった。
仕方なく教室をうろうろしていたら、
ゴミ箱に昨日とは明らかに違う変化があった。
やっとオレンジの正体が分かった。
朝、教室に入ると黒木が1人、椅子に座って本を読んでいた。
時計を見ると、まだ8時。
マズい、早く来過ぎたか。
「…………おはよう。」
ずっと黙っているのもシャクなので、
黒木に軽く挨拶をしてみた。
「………おはよ。」
小さい声だけど、ちゃんと返してくれた。
やっぱり、オレンジの香りがしていた。
10分くらいして、図書室から戻ってきても、
他の奴らはまだ来てなかった。
仕方なく教室をうろうろしていたら、
ゴミ箱に昨日とは明らかに違う変化があった。