*続*先生、甘い診察してください





連れて来られたのは、屋上。






「あのさ」



ガシャン、と体をフェンスに押さえつけられた。







「何でそんな態度が余所余所しいの?俺らの仲じゃん」

「……」

「素っ気なくされたら、さすがに傷つくよ?」



キッと、彼方を睨んだ。

早く…離れて……。





「睨んでるつもり?悪いけど逆効果だよ。ただ可愛いだけ」




からかうような言い方に、ムカっときた。




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