*続*先生、甘い診察してください
「あ、俺、決して怪しい者じゃないから!ここで働いてる先生なんだよ!」
そう言うと女の子の表情は見る見るうちに青ざめた。
更に怯えた顔をして、俺から後ずさりした。
その挙動を見て、ピーンときた俺は、
「すぐ戻るから!!少し待っててね!!」
と言って、再び医院の中へ。
「おーい!!智也ー!!」
ロッカールームをノックもなしに開けた。
「わっ……。も、もぉ……」
白衣から私服に着替えをしてた智也は女子みたいに手で前を隠した。
「智也、白衣着て!!お前の出番だから!!」
智也は「え?」と言って、キョトンとした。