*続*先生、甘い診察してください





僕も帰るかな。



いつまでも残ってても仕方ないし。





あやちゃんが、来るわけでもないし……。



私服に着替えて、裏口から外に出た。






あやちゃんに会いたい。



話がしたい。


声が聞きたい。



触れたい。





あぁ、ダメだ。


あやちゃんの事を考えたら、どんどん欲求が膨らんでいく。









「っ…智也さんっ……」




帰ろうとした時だった。



愛しい声が聞こえたのは。





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