*続*先生、甘い診察してください
あ…今何時だろ?
いくら何でもそろそろ帰らないと。
「智也さん……」
と、私が彼の方を向いたら、唇に柔らかい物が触れた。
「え…えぇっ!?」
「ご褒美ね。治療の後なら、いーっぱいキスしてもいいよね」
「そ、そうですけど……」
立ち上がった智也さんは私の前に立ち、私の肩を押して診察台に押し付けた。
「ん、んんっ……」
塞がれた唇。
触れては、離れて。
それが数回繰り返された。
地獄のような治療の後には、とっても甘い時間が待っていました。