*続*先生、甘い診察してください
こうなったのも、僕の責任。
僕がもっと徹底的にケアしてあげてれば……。
「あやちゃん、これからうちおいでよ」
とにかく帰したくない。
やっと仲直りできたんだもん。
今夜は帰さず、ずっとずーっと触れてたい。
「一緒にご飯でも食べよう」
「い、いえ……」
「ん?」
「ご飯より……」
「……?」
ギュっと白衣が掴まれた。
あやちゃんは僕を上目遣いで見つめた。
ややウルウルした目。
赤く染まった頬。
色っぽい。