*続*先生、甘い診察してください




3人で並んで歩いてるけど。

どうも漂う空気が微妙。



「こんなバッタリ会うなんて、すっごい偶然だよね~」



智也さんはそんなの全然感じてないようだけど。





「あの」

「大橋先生!」



話しかけようとしたら、夏依ちゃんに遮られた。





「先生……あの、私……」

「ん?どうした?」

「私……」



夏依ちゃんは愛おしそうな表情で、さり気なく智也さんの手に触れた。




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