*続*先生、甘い診察してください






―ガチャ




「あやちゃん」




控え室のドアが開いて、やや緊張した面持ちで夏依ちゃんが入ってきた。






「あ、夏依ちゃん」

「じゃあ、私は失礼するね。また後で」

「うん」




琉璃ちゃんは気を利かせたのか、控え室を出て行った。






「あやちゃん、ドレス、とっても似合ってます。すごく綺麗」

「ありがとう」



夏依ちゃんは今は高校生。




私が通ってた高校に通ってるんだって。




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