*続*先生、甘い診察してください
しばらく夏依ちゃんとおしゃべりして盛り上がってたら、「あやちゃーん」と変わらず呑気な智也さんが控え室に入ってきた。
「あ、夏依ちゃんだ~。そのピンクのワンピース、可愛いねぇ」
「いえ……」
夏依ちゃんは頬を赤らめてる。
智也さんったら、無意識の小悪魔さんだ。
「じゃ、じゃあね……あやちゃん」
手を振って夏依ちゃんは控え室を後にした。
「智也さん……」
白い白衣も似合うけど、白いタキシードもよくお似合いで。
すっごく素敵で、思わずウットリ。