*続*先生、甘い診察してください
智也さんは私の手を掴んで、それを自分の胸に。
手からはドキドキと鼓動が一定のリズムが伝わってきた。
「僕だって緊張してるもんね。でもま式に来てる人達は気の知れてる人達ばっかだからね~。そんなガチガチになる事ないよ」
「だって……」
当然だけど、結婚式なんて生まれて初めてだもん。
「じゃあ……僕が緊張を解してあげようか?」
「本当ですか!!是非ともお願いします!!」
緊張を解すストレッチでも知ってるのかな?
「そんじゃ、遠慮なく」