追いかけても追いかけても
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サークルへ向かう私達。
私は行きたくなくてとりあえず自販機に行く事にした。
「ごめん、飲み物買ってくるから先に行ってて!」
3人は頷いて先に行った。
私は自販機に向かった。
自販機はいろんな所にあるけど1番遠い所に行く事にした。
少しでもサークルにいる時間が短くなるように。
ここから1番遠いのは裏門の所に1つある所だ。
ゆっくり歩きながら頭に浮かぶのは奏多と八代さんの事。
あの後何を言おうとしたのか結局分からなかった。
授業終わってから奏多はもうその事を話してくることはなかった。
裏門に近づくと話し声と言うか言い争うような声が聞こえてきた。