天使の恋人 悪魔の友人
トントン
『悪魔001か。入ってよいぞ。』
『失礼致します。』
私は悪魔の中で成績優秀。 まぁ、天才ってやつ。
私が死んだ理由は自殺。
いじめられてたから。
私の親は2人共、東京大学卒業。だから私は毎日、頑張って勉強してきた。
休み時間にも勉強してたから、学校に友達なんていなかった。
テストだっていつでも満点だった。でも、親なんてこれからも精進しなさい、だって。
でも担任の先生は褒めてくれた。先生を信用してた。大好きだった。先生は多分、自分のクラスに優秀な生徒のあたしがいたから、あたしだけを可愛がってくれた。
でも、それを他の生徒は気に入らなかった。
それからだ、いじめが始まったのは。
『頭いいからって調子に乗んな。』
『ガリ勉?きっも!!』
それでも良かった。先生だけは違うと思っていたから。
先生だけは、私の味方でいてくれる。 そう思っていたから。
だけど違った。