優等生の日常




すると、なぜか
怜が来てくれたみたい



「にこ!」




「怜……」




「お前……にこに何をした……」



「お、俺は別になにも……」



「ふざけんじゃねぇ……
俺の女に触れんな。
次なんかしたら、ただじゃおかねぇ……」



「矢澤と龍ヶ崎……お前らって……」



そんなの、言えるわけ……



「俺は矢澤組令息。
にこは龍ヶ崎組令嬢。
わかったら、とっとと失せろ」



「矢澤組……龍ヶ崎組……
ひぃぃぃ……」




行ってしまった……





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