素直になります
急に大きな声出すからビックリした……


そんなことを考えていると


ガサゴソ


優衣が布団に入る音が聞こえた。


……?


「優衣」

『……何よ…』

「晩飯…食わねぇの?」


勝手に台所使ってくれていいのに、と俺は付け足して言った。


『いいの。今日疲れたし。』


じゃあ、おやすみ。と言うとすぐに優衣の寝息が聞こえてきた


……そんなに疲れてたのか…?


それなのに俺は看病させちゃったし…


悪いことしちゃったかな…


「ありがとな、優衣」


今度ちゃんとお礼しなきゃなと思いながら俺は目を閉じた

< 40 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop