素直になります

Story4

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そして翌日


『お待たせ。待った?』

「ううん。大丈夫。」


久しぶりの孝との会話


こんなことだけであたしは涙が出そうになった


「取り敢えず…ベンチに座ろうぜ」

『うん…』


あたし達は一番近くにあったベンチに座った


でも、あたし達の間には微妙に隙間が空いていた


『孝』

「ん?」

『話って…何?』


あたしは思いきって一番気になっていたことを聞いた


あたしが聞くと急に孝の落ち着きがなくなる

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