あたしはお姉ちゃん、彼は弟。
★第2章
「夏依…ちゃんと城山ってやつ断ってきて?な?」
真面目な顔をして言った。
「…ぷっ…」
あたしは颯真が真面目に言うから、思わず笑ってしまった。
「…夏依…なんで笑うの!?真面目な話なのに!」
確かに真面目な話だけど…ね?
「颯真が当たり前のこと言うんだもん!」
だってシロを断るのは当たり前でしょ?
「あたしはシロじゃなくて、颯真が好きなんだからさ♪」
あたしがそう言うと、颯真は顔を赤くして言った。
「…でも…城山ってやつが素直にフラれてくれるかわかんないじゃん?」
シロが素直にフラれてくれるか…?
「シロの性格からして大丈夫だよ!」
シロの性格はしつこくなくて、何事にもさっぱりしてる。
「でも…裏とかあるかもじゃん?」
う…裏!?
「ないない!シロとは中学からの友達だからわかるよ!」
そう言っても、まだ不安な感じの颯真。
また『でも』とか言いそう。
心配…してくれてるのかな…?
それなら不謹慎かもしれないけどうれしいなぁ。
「…でも…」
あっ、出た。
真面目な顔をして言った。
「…ぷっ…」
あたしは颯真が真面目に言うから、思わず笑ってしまった。
「…夏依…なんで笑うの!?真面目な話なのに!」
確かに真面目な話だけど…ね?
「颯真が当たり前のこと言うんだもん!」
だってシロを断るのは当たり前でしょ?
「あたしはシロじゃなくて、颯真が好きなんだからさ♪」
あたしがそう言うと、颯真は顔を赤くして言った。
「…でも…城山ってやつが素直にフラれてくれるかわかんないじゃん?」
シロが素直にフラれてくれるか…?
「シロの性格からして大丈夫だよ!」
シロの性格はしつこくなくて、何事にもさっぱりしてる。
「でも…裏とかあるかもじゃん?」
う…裏!?
「ないない!シロとは中学からの友達だからわかるよ!」
そう言っても、まだ不安な感じの颯真。
また『でも』とか言いそう。
心配…してくれてるのかな…?
それなら不謹慎かもしれないけどうれしいなぁ。
「…でも…」
あっ、出た。