ロクデナシの恋
久しぶりに顔を合わせた大学のカフェテリアで藤堂とお昼を食べていた。



すると可愛い新入生の女の子数人が近づいてきた。



「あの、藤堂先輩、
もしよかったら今度一緒に…。」



そう言って、
なかでも一番華やかな女の子が
藤堂に連絡先を書いたメモを渡すと、
キャーキャー言いながら去っていった。




今週に入って何人目だろう。
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