思いよ、とどけ
「えっ…」


「ねぇ…私も………好き…愛してる、待たせて……ごめんね


「おかえり…」


僕は我慢できなかった。


もう、周りには誰も見えない。


君の唇を奪った…


ズキッ


ズボンの裾を握る。


そして、ゆっくりと顔をあげる…


ズキッズキッ…


「まつうらくん…どしたの?」
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