思いよ、とどけ
浩太side
学校帰り、公園でびしょ濡れになりながら、
ぼーっと突っ立ってる子がいた。
その姿は、昔の和美ちゃんに似てた。
ほんと、何考えてるかわかんない。
自称からだ強い!って言ってる和美ちゃんだけど、
ほんとのとこ、とても弱い。
たしか、喘息も持ってたはず。
昔から変わってないなーと思いつつ公園を見てた。
「浩太、何見てんだよ」
「…え?あぁ、こめん、ぼーっとしてた。自
「浩太らしくないなー」
ぼーっと突っ立ってる子がいた。
その姿は、昔の和美ちゃんに似てた。
ほんと、何考えてるかわかんない。
自称からだ強い!って言ってる和美ちゃんだけど、
ほんとのとこ、とても弱い。
たしか、喘息も持ってたはず。
昔から変わってないなーと思いつつ公園を見てた。
「浩太、何見てんだよ」
「…え?あぁ、こめん、ぼーっとしてた。自
「浩太らしくないなー」