思いよ、とどけ
眺めていたけど和美ちゃんは来ない。


「浩太ー!先食べとくよー」


「んー」


すると、和美ちゃんが帰ってきた。


でも、顔色がすごく悪かった。


大丈夫なのか?


って………何故か今でも和美ちゃんの事を気にしてる。


「どこにいるって思ったら、こーんなとこにいてー」


振り替えると、母さんがいた。


「ちょ、なんで」


「こんなホコリっぽいとこにいてサー、和美ちゃんばーっかり見てるんだから…」
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