思いよ、とどけ
「じゃぁね!」


家の前まで来ると、松浦くんを見送った。


家に入ったふりをして松浦くんを見送っていた。


すると、三軒となりの家に入っていった…


「え…家…近すぎ…知らなかった」


当たり前だよね、まだ会ったばっかりなのに…


「ただーいまー!」


「おかえりー!あーもーあんたってねー


 心配かけすぎなんだよ…」


「ごめん、母さん…」


「あ…父さん帰ってるの?」
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