Strawberry DROP 新連載スタート
別に付き合う訳じゃない・・・

ただ会ってみるだけでその先どうにかなるっていうことではない

私はまた窓から校庭を眺めていた

またいる・・・

上條蓮が友達と芝生に座っている

咄嗟に目を逸らした

気付かれたくない

「おい・・・おい」

外から呼ぶ声が聞こて、恐る恐る校庭を覗いて見ると、窓の下に上條蓮が立っていて上を見上げている

「お前を呼んでるんだけど」

「わ、私?」

「この前、俺を殴ったよな?」

「・・・」

後ろめたさから上條蓮の顔が見れない

「すげー痛いんだけど」

そう言われて上條蓮を見た

右のほっぺたに・・・

絆創膏が貼ってある・・・

「どうしてくれんの?この傷」

謝らなきゃ・・・

殴ったことは私が悪い

でも素直になれなくて

「あんたが悪いのよ」

そう言ってやっぱりその場から逃げた出した



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