Strawberry DROP 新連載スタート
放課後、待ち合わせ場所に行くため美沙と歩いていた
美沙は気分がいいのか軽い足取り
私はというと・・・
いざ会うとなると気が乗らず、今すぐ帰りたい
そんな気持ちになっていた
「楽しみだね」
「うん・・・」
「緊張する?」
「いや・・あまり・・・」
「もぉーいつもそうやって自分から恋を逃がそうとするんだから」
恋に憧れていたけど、好きになって自分が苦しい想いをするかもしれないということに怯えていたかもしれない
「いい?」
美沙が真剣な顔で言った
「人を好きになるってね、いつどこでどうなるか分からないの。逃げてばかりじゃ始まらないの。だからこの出会いを大切にしよう」
美沙はニコッと笑い、私の背中を軽く叩いた
どうなるか分からない
確かに気付いたら好きになって・・・
上條蓮・・・
違う。上條蓮は私の好きな人じゃない
どうしてこんな時に出てくるのよ
まだ気付かない自分がいた
美沙は気分がいいのか軽い足取り
私はというと・・・
いざ会うとなると気が乗らず、今すぐ帰りたい
そんな気持ちになっていた
「楽しみだね」
「うん・・・」
「緊張する?」
「いや・・あまり・・・」
「もぉーいつもそうやって自分から恋を逃がそうとするんだから」
恋に憧れていたけど、好きになって自分が苦しい想いをするかもしれないということに怯えていたかもしれない
「いい?」
美沙が真剣な顔で言った
「人を好きになるってね、いつどこでどうなるか分からないの。逃げてばかりじゃ始まらないの。だからこの出会いを大切にしよう」
美沙はニコッと笑い、私の背中を軽く叩いた
どうなるか分からない
確かに気付いたら好きになって・・・
上條蓮・・・
違う。上條蓮は私の好きな人じゃない
どうしてこんな時に出てくるのよ
まだ気付かない自分がいた