Strawberry DROP 新連載スタート
帰宅時間なのか電車の中は混んでいて、車内はぎゅうぎゅう詰めの状態だった
私は座ることができず、ドアの前に立っている
上條蓮は私から少し離れた所に立っていて横顔が私の目に飛び込んできた
揺れるたびに隣の人にぶつかりそうになるのを両足に力を入れ、自分を固定することに必死になっていた
ガタン
「キャッ」
倒れる・・・
停車のためなのか急ブレーキが掛かり、私は隣にいたサラリーマンに倒れそうになる
「危ねぇ」
少し離れていた上條蓮が手を伸ばし、私の腰に手を回して倒れないように支えてくれていた
私の顔は上條蓮の胸に張り付いた形になっていて、シャツから露出している肌に耳が密着している
そして上條蓮の匂い・・・
ふわっと香水が鼻につく
離れなきゃ・・・
そう思っているのに、上條蓮の私を支える腕がきつくて解くことができない
どうしよう・・・
私は座ることができず、ドアの前に立っている
上條蓮は私から少し離れた所に立っていて横顔が私の目に飛び込んできた
揺れるたびに隣の人にぶつかりそうになるのを両足に力を入れ、自分を固定することに必死になっていた
ガタン
「キャッ」
倒れる・・・
停車のためなのか急ブレーキが掛かり、私は隣にいたサラリーマンに倒れそうになる
「危ねぇ」
少し離れていた上條蓮が手を伸ばし、私の腰に手を回して倒れないように支えてくれていた
私の顔は上條蓮の胸に張り付いた形になっていて、シャツから露出している肌に耳が密着している
そして上條蓮の匂い・・・
ふわっと香水が鼻につく
離れなきゃ・・・
そう思っているのに、上條蓮の私を支える腕がきつくて解くことができない
どうしよう・・・