Strawberry DROP 新連載スタート
グイッ
「えっ」
突然、龍之介くんが私の手を引っ張り、私を隣に移動させた
「後ろにいたら話せない」
「あ、うん」
びっくりした
だって突然、私の手首をギュッて・・・
免疫のない私はそれだけで心臓が破裂しそうなぐらいドキドキと音を立てる
横目でちらっと龍之介くんを見たら・・・
やっぱり冷静で何もなかったような顔をしている
龍之介くんの笑った顔を見てみたい
そう思いながら、どんな会話をしていいものかと、さっきから考えているけど、なかなか言葉が出てこない
「どこ行きたい?」
はい?どこ行きたいって・・・そんな急に私に言われても・・・
困った顔をしていた私に
「公園でいい?」
「うん」
公園・・・私はてっきり映画とか、ショッピングとか、そんな方向で考えていた
公園までの道のり、シーンとした二人の間で会話をすることもなく、ただ小幅を合わせて龍之介んの隣を歩いた
どのくらい歩いたのかな
空がだんだん青空から夕日に変っていく
夏がそこまで来ているかを知らせるような生温い風が私を横切る
そんな風に心を許しながら、会話がなくてもなぜか私は平気だった
そんな私の目の前に現れたのは、今まで来たことがなかった噴水のある公園だった
「えっ」
突然、龍之介くんが私の手を引っ張り、私を隣に移動させた
「後ろにいたら話せない」
「あ、うん」
びっくりした
だって突然、私の手首をギュッて・・・
免疫のない私はそれだけで心臓が破裂しそうなぐらいドキドキと音を立てる
横目でちらっと龍之介くんを見たら・・・
やっぱり冷静で何もなかったような顔をしている
龍之介くんの笑った顔を見てみたい
そう思いながら、どんな会話をしていいものかと、さっきから考えているけど、なかなか言葉が出てこない
「どこ行きたい?」
はい?どこ行きたいって・・・そんな急に私に言われても・・・
困った顔をしていた私に
「公園でいい?」
「うん」
公園・・・私はてっきり映画とか、ショッピングとか、そんな方向で考えていた
公園までの道のり、シーンとした二人の間で会話をすることもなく、ただ小幅を合わせて龍之介んの隣を歩いた
どのくらい歩いたのかな
空がだんだん青空から夕日に変っていく
夏がそこまで来ているかを知らせるような生温い風が私を横切る
そんな風に心を許しながら、会話がなくてもなぜか私は平気だった
そんな私の目の前に現れたのは、今まで来たことがなかった噴水のある公園だった