Strawberry DROP 新連載スタート
「うわぁ」
こんな所があったなんて・・・
おとぎ話にでも出てきそうな大きな噴水
ライトを浴びた噴水は色鮮やかに照らされ、虹となって光とともに吹き上がっている
「すごーい」
きれいな噴水に見惚れてしまい・・・
龍之介くんがいることを思い出す
急いで後ろを見ると、少しだけ離れた場所から私を見つめている
そして私の喜ぶ姿に微笑んでいた
「あ・・・笑った」
龍之介くんが笑っている
なんだろう
それだけなのに私まで口元が緩む
天然記念物のように見ていた私は龍之介くんの初めて見る笑顔が嬉しかった
「連れて来てよかった」
そう言った龍之介くが私の所までゆっくりと歩いて来る
水しぶきが私達二人に降り注ぐ
「ここ気に入ったよ」
背の差がある私は顔を上げ、真正面にいる龍之介くんに言った
すると・・・
龍之介くんが私の頭に手をやり・・・
クシャっと優しく私の頭を撫でた
まさか頭を撫でられるなんて・・・恥かしくて私の顔が赤く染まる
「ごめん」
嫌な顔をしたつもりはないのに龍之介くんはすぐに手を引っ込め、後ろに隠してしまった
私・・・嫌な顔してた?
謝った龍之介くんに返す言葉がなく、私は黙って自分の足元を見ていた
こんな所があったなんて・・・
おとぎ話にでも出てきそうな大きな噴水
ライトを浴びた噴水は色鮮やかに照らされ、虹となって光とともに吹き上がっている
「すごーい」
きれいな噴水に見惚れてしまい・・・
龍之介くんがいることを思い出す
急いで後ろを見ると、少しだけ離れた場所から私を見つめている
そして私の喜ぶ姿に微笑んでいた
「あ・・・笑った」
龍之介くんが笑っている
なんだろう
それだけなのに私まで口元が緩む
天然記念物のように見ていた私は龍之介くんの初めて見る笑顔が嬉しかった
「連れて来てよかった」
そう言った龍之介くが私の所までゆっくりと歩いて来る
水しぶきが私達二人に降り注ぐ
「ここ気に入ったよ」
背の差がある私は顔を上げ、真正面にいる龍之介くんに言った
すると・・・
龍之介くんが私の頭に手をやり・・・
クシャっと優しく私の頭を撫でた
まさか頭を撫でられるなんて・・・恥かしくて私の顔が赤く染まる
「ごめん」
嫌な顔をしたつもりはないのに龍之介くんはすぐに手を引っ込め、後ろに隠してしまった
私・・・嫌な顔してた?
謝った龍之介くんに返す言葉がなく、私は黙って自分の足元を見ていた