Strawberry DROP 新連載スタート
お互い恥ずかしさを隠しながら、目の前にある噴水を黙って見つめていた
「帰ろう」
龍之介くんの言葉に私は頷き、歩き出した龍之介くんの横にそっと行き、隣に並んだ
龍之介くんと付き合ったら、きっと優しくしてくれるんだろうな・・・
そんなことを考えながら駅まで歩く
前みたいに先に歩かず私の歩くスピードに合わせてくれる
そんな小さな優しさがちょっぴり嬉しかったりする
彼、彼女ってこんな気持ちになるんだね
心がポカポカして温かい
ふんわりして気持ちがいい
ちょっと待った
私、すっかり彼女気分になっている
まだ付き合うなんて・・・
我に返り龍之介くんの顔を横目で見てみた
色が白くて、すっと伸びた鼻筋。どこから見ても完璧な龍之介くんがどうして私なんだろう
絶対モテる顔なのに・・・
龍之介くんのタイプを疑ってしまう
「何?」
前を向いたまま龍之介くんが私に問い掛けた
「・・・」
見つめていました
なんて言える訳ないじゃん
「帰ろう」
龍之介くんの言葉に私は頷き、歩き出した龍之介くんの横にそっと行き、隣に並んだ
龍之介くんと付き合ったら、きっと優しくしてくれるんだろうな・・・
そんなことを考えながら駅まで歩く
前みたいに先に歩かず私の歩くスピードに合わせてくれる
そんな小さな優しさがちょっぴり嬉しかったりする
彼、彼女ってこんな気持ちになるんだね
心がポカポカして温かい
ふんわりして気持ちがいい
ちょっと待った
私、すっかり彼女気分になっている
まだ付き合うなんて・・・
我に返り龍之介くんの顔を横目で見てみた
色が白くて、すっと伸びた鼻筋。どこから見ても完璧な龍之介くんがどうして私なんだろう
絶対モテる顔なのに・・・
龍之介くんのタイプを疑ってしまう
「何?」
前を向いたまま龍之介くんが私に問い掛けた
「・・・」
見つめていました
なんて言える訳ないじゃん