Strawberry DROP 新連載スタート
現実
家に着き、お母さんが「ご飯は?」って聞いていたのに・・・
私は無視して部屋に入りベットにダイブした
制服に染み付いた上條蓮の匂いが鼻をくすぐる
私は急いで上着を脱ぎ、壁に叩き付けた
「もう嫌だ・・・」
自分の気持ちに気付いてしまったことが余計に私を苛立てる
「分からない」なんて勝手過ぎる
分からないなら追いかけないで・・・
私の中にこれ以上割り込まないで・・・
あんたには彼女がいるんだから・・・
あいつに会わなければ、あの時ぶつからなければ私は泣かなくて済んだのに・・・
彼女がいる男を好きになるなんて
あいつに会う前に龍之介くんに会っていたら、何かが変わっていただろうか
天井を黙って見つめていても上條蓮の顔が浮かぶ
目を瞑っても上條蓮の顔が浮かぶ
何をしても今の私の頭の中は、上條蓮でいっぱいだった
私は無視して部屋に入りベットにダイブした
制服に染み付いた上條蓮の匂いが鼻をくすぐる
私は急いで上着を脱ぎ、壁に叩き付けた
「もう嫌だ・・・」
自分の気持ちに気付いてしまったことが余計に私を苛立てる
「分からない」なんて勝手過ぎる
分からないなら追いかけないで・・・
私の中にこれ以上割り込まないで・・・
あんたには彼女がいるんだから・・・
あいつに会わなければ、あの時ぶつからなければ私は泣かなくて済んだのに・・・
彼女がいる男を好きになるなんて
あいつに会う前に龍之介くんに会っていたら、何かが変わっていただろうか
天井を黙って見つめていても上條蓮の顔が浮かぶ
目を瞑っても上條蓮の顔が浮かぶ
何をしても今の私の頭の中は、上條蓮でいっぱいだった