Strawberry DROP 新連載スタート
「だるい・・・」
朝、目を覚ましたけど脳が学校へ行きたがらない
学校行きたくない
そう思っていても行かなくてはならない
熱でも出てくれればいいのに・・・
そう思っても体は元気
お腹だってちゃんと空いている
重い体を起し、ベットから降り鏡に映った自分の姿を見る
「ひどい顔」
泣きました
と、すぐに分かる目の腫れ。化粧で誤魔化せるかな
渋々階段を下りて洗面所に行く
パンの匂いが漂うが、今は食べるのはやめておこう
腫れた目の説明も面倒臭いし・・・
シャワーを浴び、化粧をし、制服を着る
「まだする・・・」
上條蓮の香水がまだほんのりと制服に付いている
「はあ・・・」
自分の香水を上からかけ、なんとしてもこの匂いを消したかった
もうどうにもならないこの気持ちを消すかのように、何度も吹きかける
「かけすぎだよね・・・」
でもこれでもうあいつの匂いは・・・ない
だるい体で玄関を出ると、眩しいぐらいの太陽の光が私に注ぐ
天気が良い分、気持ちは少しでも明るくなれる
15分ほどの駅までの道のり
昨日はここを走って帰ったっけ
通勤ラッシュに混ざり、ただ流れる景色をぼんやりと眺めていた
会いたくない
上條蓮にはもう・・・会いたくない
駅から出て、なぜか私は学校の方へ歩かず別の道を歩いていた
そう、私はあの噴水の公園の前まで来ていた
朝、目を覚ましたけど脳が学校へ行きたがらない
学校行きたくない
そう思っていても行かなくてはならない
熱でも出てくれればいいのに・・・
そう思っても体は元気
お腹だってちゃんと空いている
重い体を起し、ベットから降り鏡に映った自分の姿を見る
「ひどい顔」
泣きました
と、すぐに分かる目の腫れ。化粧で誤魔化せるかな
渋々階段を下りて洗面所に行く
パンの匂いが漂うが、今は食べるのはやめておこう
腫れた目の説明も面倒臭いし・・・
シャワーを浴び、化粧をし、制服を着る
「まだする・・・」
上條蓮の香水がまだほんのりと制服に付いている
「はあ・・・」
自分の香水を上からかけ、なんとしてもこの匂いを消したかった
もうどうにもならないこの気持ちを消すかのように、何度も吹きかける
「かけすぎだよね・・・」
でもこれでもうあいつの匂いは・・・ない
だるい体で玄関を出ると、眩しいぐらいの太陽の光が私に注ぐ
天気が良い分、気持ちは少しでも明るくなれる
15分ほどの駅までの道のり
昨日はここを走って帰ったっけ
通勤ラッシュに混ざり、ただ流れる景色をぼんやりと眺めていた
会いたくない
上條蓮にはもう・・・会いたくない
駅から出て、なぜか私は学校の方へ歩かず別の道を歩いていた
そう、私はあの噴水の公園の前まで来ていた