Strawberry DROP 新連載スタート
靴を履き替えドアの前に立ち、流れる人並みを見ていた

「お前今日俺を見てただろ?」

この声は・・・上條蓮

私は素早く振り向いた

やっぱり・・・

「たまたまカーテンを引こうと思ったらあんたがいたんだよ」

そう、ほんとにたまたま

「見惚れてたじゃん」

そんな言葉にカッーと顔が赤く染まっていくのがわかった

「はあ?何自惚れてんの?」

赤くなる反面、腹も立つ

「違うの?」

私の右手首を掴んで笑っている

悔しい

「離してよ」

私は睨み付けながら手を振り払った

でも力強くて解けない

「あんたかわいいけど、、女いるから無理だから」

そう言った瞬間

バンッ

左手で持っていたカバンでおもいっきり顔面目がけて殴っていた

あっ・・・




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