姫は冷血王子の所有物


ーーー・・・。











ぼーっ。










傍からみたら、えっ、こいつ何こんな目点にしてんの?ってなるレベルで、ぼーっと空を見上げている私。










「はぁ・・・。」










ここは会社の屋上。










どうしても仕事に集中できなくて、こっそり抜けてきた。










「んー!どーしたんだよー!私は!!」










まぁ、普段から仕事はできないのだけれど・・・。










「何、大声で叫んでんの?」


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